カーリースのメリットを徹底解説!

近年、車の購入に代わるサービスとして、『カーリース』(車の個人向けリース契約)が人気上昇中です。
この記事では『カーリースを検討中の方』や『そもそもカーリースがどんなサービスなのかわからない方』のために、カーリースの基本的なサービス内容と、カーリースのメリットを徹底的に解説していきます。
また、どんなに良いサービスでも全ての人にとって、お得なサービスとは限らず知っておくべきカーリースのデメリットも存在します。
デメリットも踏まえたうえで賢くカーリースの利用ができるように『カーリースのデメリット解消方法』を解説している記事も用意したので、こちらも合わせて読んでみてください。
【わかりやすく解説】カーリースのデメリット解消方法!(※こちらの記事は準備中です)
カーリースのメリットを把握するために

カーリースのメリットを把握するためには、サービスの基本情報を理解することが欠かせません。
そこで、まずはカーリースの基本的なサービス内容をまとめました。
カーリースの基本的なサービス
カーリースとはリース会社が購入した車を、リース契約者が『借りて』使用するサービスです。
『借りる』といってもレンタカーとは違い、車の利用毎に貸し借りするのではなく、車を購入した時と同じように手元に置いておく事ができます。
カーリースの利用料金は毎月定額のリース料金を支払うだけでOK。
カーリースの定額料金には、
- 車両代金
- 自動車税
- 重量税
- 自賠責保険
- 車検費用
これらが、全てコミコミになっているプランが一般的で、近年では『車のサブスク』と呼ばれることもあります。
初期費用・頭金が不要なため、まとまった資金がなくても車に乗れるのが大きな魅力。
リース期間は1年〜10年以上と幅広く、契約内容によってはメンテナンス費用や消耗品交換費用も定額料金に含まれます。
リースの契約期間満了後の選択肢は
- 車を返却
- 再リース契約
- 車をもらえる
などの様々な選択肢が用意されています。
車を購入する場合では、購入者との成約後に車の生産が開始されるため、人気の車種だと納車まで半年待ちや1年待ちなど長期間待たされる場合があります。
カーリースではリース会社が車を一括購入して保有しているので、購入に比べて早く納車できる場合があります。
- リース会社と車のリース契約をする事で車を所有する事ができる。
- 契約期間内にかかる費用を月々定額で支払う。
- 初期費用や頭金が不要。
- 利用目的に合わせたメンテナンス付プランを選べる。
- 契約満了後は『返却』『再リース』『車をもらえる』等が選べる。
- 車の購入に比べて納車が早い。
これらは『カーリース』の代表的なサービスで、上記以外にも各リース会社が他社との差別化を図るために、独自で設定しているプランやサービスもあります。
なので、自身の利用目的に合ったプランのあるカーリース会社を選ぶことも大切です。
おすすめ『カーリース』
・国産車・輸入車を約300車種から選べる。
車のサブスク【SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)】
・即納車は常時150〜200台、業界トップクラスの保有台数。
新車カーリースなら 定額ニコノリパック
・リース契約満了時に車がもらえる。
【頭金ゼロ!】お好きな新車に月々1万円から乗れる『MOTA定額マイカー』
自身に合ったリース会社を選べるように、『カーリースの選び方』を解説した記事も用意したので、こちらも合わせて読んでみてください。
【おすすめカーリース会社5選】カーリースの選び方を徹底解説(※こちらの記事は準備中です)
カーリースのメリットを徹底解説

ここからは、『カーリース』を利用することによるメリットを、それぞれのメリットがどんな方にオススメなのかと合わせて、徹底的に解説していきます。
- 頭金・初期費用が不要
- 月々の支払いが定額
- メンテナンス付や車検付など選べる豊富なオプション
- 短期から長期まで自身に合った契約期間を選べる
- メーカーが違う車でも比較が簡単
- 審査・契約手続から納車まで自宅で完結
- 人気の新車でも納車が早い
頭金・初期費用が不要
車の購入時には初期費用として、以下の様々な費用がかかります。
例として2024年に日本で一番売れた車『HONDA N-BOXカスタム』の新車購入時にかかる初期費用を計算すると、頭金43万6千円+各種税金・手数料等約13万円+任意保険料です。(頭金は車両本体価格の20%として計算)
※2025年4月時点での算出・各種代行費用は販売店により変動
- 車両本体価格=2,180,000円
- N-BOXカスタム
- オプション
- ナビ
- マルチビューカメラ
- パワースライドドア
- サイドバイザー
- 頭金=436,000円(車両本体価格20%計算)
- 自動車重量税=5,600円
- 軽自動車税=0円(4月以降の登録なら)
- 自賠責保険料=24,010円
- 環境性能割=16,100円
- リサイクル料=14,490円
- 印紙税=1,800円
- 新規検査登録費用=47,300円
- 希望ナンバー取得料=4,000円
- 手数料(代行の場合)=5,000円
- 車庫証明書取得費用=5,000円
- 車両登録代行費用=10,000円
- 任意保険料=加入する保険会社により変動
初期費用の2/3を占める頭金は、必ず払わなければならない費用ではありませんが、車を購入する際には借入れ総額を少なくして、毎月の返済額や金利を減らすために用意する方が多いです。
頭金を支払わなかった場合でも約13万円+任意保険料の支払いが必要になります。
しかしカーリースでは、毎月の支払費用に初期費用が含まれているので、これらの費用を用意する必要がありません。一度にまとまったお金を用意する必要がないので、気軽に車の利用を開始できます。
月々の支払いがずっと定額
車を所有していくには『購入時にかかる費用』や『維持にかかる費用』があり、それぞれ異なるタイミングで様々な支払いが必要になる為、毎月の支出がバラバラになります。
- 車両本体価格
- 頭金(任意)
- 自動車重量税
- 自賠責保険料
- 環境性能割
- 印紙税
- リサイクル料
- 新規検査登録費用
- 希望ナンバー取得
- 手数料(代行の場合)
- 車庫証明書取得2費用
- 車両登録代行費用
- 納車費用
- 任意保険料(加入する保険で変動)
- 車両本体価格(毎月)
- 自動車重量税(車検毎)
- 自賠責保険料(車検毎)
- 任意保険料(毎月)
- 自動車税(毎年5月頃)
- 法定12ヶ月点検(毎年)
- 劣化で交換するパーツ代
- パーツ交換工賃
- 車検費用(車検毎)
- 劣化で交換するパーツ代
- パーツ交換工賃
- その他メンテナンス費用(走行距離や部品劣化時)
しかし、カーリースでは契約期間内にかかるこれらの費用を『全て一つにまとめて』月々定額で支払うので、一時的に大きな出費や面倒な手続きがなく、毎月の支払いが一定になり家計の管理が楽になります。
メンテナンス・車検・点検などが付いたオプションプランを、お好みで追加できる
車を利用するには、車の故障やトラブル・事故を未然に防ぐために『定期的な点検』をすることが法律で義務付けられています。
定期的な点検には『法定12ヶ月点検』『法定24ヶ月点検』『車検』『日常メンテナンス』があり、これらの点検・車検・メンテナンスをカーリース契約者が手間なく実施できるように、『メンテナンスオプション』を追加する事ができます。
メンテナンスオプションを追加する事により、カーリース契約者にリース会社から点検や車検のお知らせが届くので、点検・車検の日程を決めてリース会社が提携する工場へ車を持っていくだけでOK!
自身で点検工場や車検工場を探す手間がなくなり、スムーズに点検や車検を受けることができます。
また、メンテナンスオプションは各カーリース会社が独自のプランを用意しているので、自身の利用に合ったメンテナンスオプションがあるリース会社を選ぶことも重要になります。
- ニコノリ
- エンジンオイル半年毎交換
- ウォッシャー液・バッテリー液・クーラント無料補充
- 契約期間中ガソリン5円/L引

- SOMPOで乗ーる
- メーカー保証が切れたパーツの修理・交換までカバー
- メーカー保証外の、タイヤのパンクやフロントガラスの破損も修理

- MOTA (モータ)
- 車検・オイル交換無料クーポン付
- ウォッシャー液・バッテリー液・クーラント無料補充
- タイヤローテーション・ブレーキオイル交換無料

各社どんなオプションがあるのか、別の記事で更に詳しく紹介しているので、そちらも合わせて読んでみてください。
契約時にお好みのメンテナンスプランを追加し、安心してカーリースの利用を楽しみましょう。
車の利用目的に合わせた最適な契約期間を選べる
カーリースは自身の車の利用目的に合わせ、『短期』から『超長期』まで様々な契約期間から選択をすることができます。
ここでは『短期』『中期』『長期』『超長期』と4種類に分け、それぞれの契約期間がどんな人におすすめでどんな特徴があるのかを解説していくので、どの契約期間が自分に合うのか、ライフスタイルや予算に合わせて検討してください。
またカーリース契約期間満了後の選択肢も、リースの契約期間により変わってくるので、特徴や注意点とあわせて解説していきます。
短期契約(数ヶ月〜三年)
転勤や単身赴任などで、一時的に車が必要な人
最新の車を短期間で乗り換えたい人
法人・ビジネス用途
- 月額料金はやや高めになりますが、契約期間が短いので別の車へ乗り換えやすい。
- 車検前に契約期間が終わるので、メンテナンスプラン無しで費用が抑えられる。
中期(5年)
車を長く乗りたいが、乗り換えの自由度も欲しい人
◾️結婚や出産などで、家族構成が変わる可能性がある人
◾️コストを抑えつつ新車に乗りたい人
- 車検1回で乗り換えを検討しやすく、契約期間と月額料金のバランスが良い
- 走行距離制限が付いていたり、メンテナンスのカバー範囲は要確認が必要
長期(7年)
同じ車を長く乗りたい人
◾️家計の負担を抑えたい人
◾️リース満了後に車をもらえるプランを検討している人
- 契約期間が長いので月額料金は比較的安く設定されています
- 車検が2回ありますが、メンテナンスプランの契約で追加費用の心配もありません
- 一部プランでは契約満了後に車をもらえる
超長期(9年以上)
とにかく毎月の支払いを安くしたい人
◾️リース満了後に車をもらえるプランを検討している人
◾️メンテナンス込みで費用を抑えたい人
- 最も月額料金が安く、契約期間満了後に車をもらえるプランが多い
- 途中解約する場合には違約金や残価の支払いが発生する事がある
- リース契約期間が短いほど月額料金は高くなるが、乗り換えがしやすくなる。
- リース契約期間が長ければ長いほど途中解約は難しくなりますが、月額料金は安くなり、契約満了後に車をもらえるプランが多い。
- 「走行距離制限」「メンテナンスプラン」「車をもらえる」など、自身に合った契約プランを選ぶ事が大切。
カーリース契約期間満了時の選択肢
契約期間 | 契約満了時の主な選択肢 |
---|---|
数ヶ月~5年 (短期・中期リース) | ✅ 車を返却 ✅ 同じ車で再リース(リース期間延長) ✅ 別の車で再リース |
7年〜9年以上 (長期・超長期リース) | ✅ 車を返却 ✅ 同じ車で再リース(リース期間延長) ✅ 別の車で再リース ✅ 車をもらう(プラン加入必須) |
- 返却時の注意点
- 走行距離制限を超えたり、傷・汚れがあると原状回復費用が発生する可能性があります。
- 再リース(延長)
- そのまま乗り続ける場合、割安な料金でリースを延長できます。
- 車をもらえるプラン
- 長期契約の場合、車をもらえるプランを追加できる事が多いです。
- 車をもらった後の維持費(税金・車検など)は自己負担になる。
複数メーカーの比較検討が簡単にできる
リース会社1社で複数メーカーから比較検討できる
車を購入する場合、ディーラーごとに取り扱いメーカーが決まっているので、
『トヨタの販売店でホンダ車の試乗や見積もりをする』ということが出来ません。
そのため、複数メーカーの車種から比較検討したい場合に、メーカーの異なるディーラーを何店舗も回らないと車を比較できないのが一般的です。
しかし、カーリースではリース会社1社で『国産車・輸入車』など複数メーカーの『新車・中古車』を取り扱っています。
なので、複数メーカーの車を比較検討したい場合、それぞれのディーラーに足を運ぶ手間がなくなります。
- 「同じ予算でホンダN-BOXとダイハツタントを比較したい」
- 「SUVならトヨタのRAV4とマツダCX-5のどちらがいい?」
- 「トヨタプリウスと日産ノートe-POWERはどちらが低燃費?」
このような比較が1つの窓口で簡単にできるのが大きなメリットです。
ボディータイプ別での比較検討がしやすい
『軽自動車』『ミニバン』『SUV』『コンパクトカー』などの、ボディータイプ別で比較検討したい時、購入の場合は各メーカー・ディーラーによって「ローン金利」や「値引き額」が異なるため、毎月の支払額が車のタイプ以外の部分で変動します。
しかし、カーリースではすべての車を同じリース条件で「月額〇〇円」という形で指定できるため、ボディータイプ別の比較がしやすいです。
例えば『コンパクトカー』で比較(※今回はこちらのサイトで比較)
SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)
このようにボディーサイズが同じ車のリース料金を、全く同じ条件で簡単に比較できます。
メーカーをまたいだ乗り換えも可能
リース契約満了時に、
- 「トヨタのアクアからホンダのN-BOXに乗り換える」
- 「スズキのハスラーを試した後に、ダイハツのタフトに乗り換える」
- 「マツダCX–5からトヨタRAV4に乗り換える」
このような、メーカーを超えた乗り換えが簡単にできるのもカーリースならではのメリットです。
これらの事から、カーリースはメーカーを気にせず自分に最適な車を自由に比較できる方法で、『メーカーに縛られず、純粋に性能・コスパ・デザインで選びたい』という人にピッタリな車の選択方法です。
国産の新車全車種・中古車から選べて業界最安値!
新車カーリースなら 定額ニコノリパック
国産車・輸入車の新車約300車種から選べる!
車のサブスク【SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)】
国産新車全車種から選べ、契約満了後に必ず車がもらえる!
国産車全メーカー・全車種OK!【MOTA定額マイカー】
車選び→審査→契約→納車までを自宅で完結
カーリースは、車選びからリース審査・契約手続き・納車までをすべてオンラインで完結できます。
従来、車を購入・契約する際にはディーラーに何度も足を運び、見積もりや契約書類のやり取りを対面で行う必要がありました。
なので、
- 『仕事や家事で忙しい方』
- 『小さなお子さんがいる家庭』
- 『遠方に住んでいる方』
- 『店舗に出向くのが難しい高齢者』
などのような、ディーラーに行く時間が作れなかったり、ディーラーへ何度も出向くのが困難な方でも使いやすいサービスです。
手間と時間を省き、店舗に一度も行かずに車が手元に届くというのは、カーリースならではの現代的なメリットになります。
以下はカーリースの一般的な契約手順です。
複数のメーカーから好きな車が選べます。
リース期間やメンテナンスオプションを、
自分の好みに合ったものから自由に選択できます。
Webフォームに必要情報を入力するだけで、早ければ即日〜数日で審査結果が出ます。
免許証をスマホで撮影してアップロードなど、簡単な操作で行えます。
こちらもWebフォームへの入力やスマホで撮影してアップロードなど、簡単な操作で完了します。
契約後の納車も自宅まで配送してくれるサービスが多いです。
このように、契約に必要なやりとりが全てオンラインで完結します。
人気の新車でも納車が早い
人気車種のフルモデルチェンジ後などには、需要が集中して数ヶ月から長いもので1年以上の納車待ちが発生します。
通常の車購入の場合は、購入成約が成立した時点で発注し製造に入るため、成約のタイミングが遅いと長期間待たされてしまう事があります。
しかしカーリースでは人気車種を、リース会社が一括購入して保有しているので、リース契約が成立したらすぐに納車することが可能です。
ただし、保有台数には限りがあるのでリース会社へ問い合わせをして、欲しい車の在庫があるか事前に確認をしておきましょう。
ちなみに、過去に納車まで長期間かかった車には以下があります。
- プリウス(トヨタ)
- 2023年に最長1年半(約18ヶ月)待ち
- ジムニー(スズキ)
- 2018年のフルモデルチェンジ後に注文が殺到
- 約2年(24ヶ月)待ち
- ランドクルーザー300系(トヨタ)
- 2022年に半導体の供給不足と世界的需要集中が重なり
- 最長5年待ち
カーリースにはデメリットもある
ここまで、カーリースのメリットを解説してきましたが、カーリースには知っておくべきデメリットも存在します。
カーリースのデメリットには、
- 途中解約する場合には違約金がかかる
- 走行距離の制限がある
- 返却時の残価処理で、費用がかかる場合がある
- カスタムや改造ができない
このようなものがあります。
しかし、契約するリース会社やプランによってデメリットを解消する事が可能です。
カーリースのデメリット解消方法は別の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでください。
【わかりやすく解説】カーリースのデメリット解消方法!(※こちらの記事は準備中です)